【続】 deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係~わたしは生徒で、彼は先生で~
「本当にお前には呆れるよ・・・。」
本当に呆れてしまう。
バカでどうしようもない。
俺の気持ちなんて何もわかってない。
「ハァー。」
深いため息がリビングに漏れる。
「ごめんね。 先生。 今までありがとう。 」
今にも泣きそうな顔で俺をみつめる。
その顔は反則だって・・・。
そして、俺に背を向ける。
「本当にバカだな。 お前は・・・。」
後ろから抱きしめられると、シャンプーのいい香りが俺を惑わせる。