【続】 deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係~わたしは生徒で、彼は先生で~
眩しい、朝の陽で聖也が目を覚ます。
「先生、どうしてわたしがあそこにいるってわかったの???」
聖也が俺の腕の中で、俺を見上げながら聞いてくる。
「愛の力。」
突然、口に出た自分の言葉にビックリする。
いっきに恥ずかしさがこみ上げる。
ごまかすように聖也を抱き寄せる。
「愛の力か・・・。」
聖也がぽつりとつぶやいて笑った。