君と紡ぐ唄【企】

見えた光
            ,
────────── ○‐
          ´,`

世界には…
何億人といるはずなのに。

どうして彼女なんだろう…?


忘れられない、あの親友の顔。
嘲笑するような瞳。
口にはしない非難の言葉。

それらは俺の心を激しく抉る。


それでも…譲れないんだ。

太陽と月の下で、
アレキサンドライトのように
キラキラ姿を変える彼女。

影に隠れた俺に色をくれた。


色に包まれて変わった世界。

ヨーヨーが弾けたみたいに、
目の前に光が見えたんだ。


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