君と紡ぐ唄【企】
ちいさな声
−‐・‐−‐・‐−‐☆‐−
まったくよ。
いつもは宝玉だ、宝だ、
…と、うるさいくせに。
まもり神の獅子までつけて
大切にするくせに。
星のひかりを無くしたら、
ポイッとすてやがる。
ヒトなんて、ひどいな。
天使だってひろいにこない。
そういや天使もむかしはヒトか。
だからなのか?
だいたい光を無くしたのは…
闇に食べられたアイツらのせい。
俺様にわるいトコなんてない。
それなのに…
俺様をすてるんだからな。
ちがうよな…。
まぁ…
俺様は大人だから、
気にしないけど。
そろそろひまだな…。
はやくだれかこないかな…?