君と紡ぐ唄【企】
なってみて解ること
γγγγγγγγγγγγγγ
だるま落としみたいに、
ポンッと落とされた。
僕が何をしたの?
いつもオトナは何も言わない。
僕がかなしい顔になっても。
涙で大西洋を作っても。
みそっかす…なんて言われても。
何にも言わない。
誰も助けてくれない。
そう思ってた。
そう思ってたんだ、
自分がオトナになるまでは。
オトナになって知った事。
誰かを助けるのは、
意外とめんどくさいって事。
オトナの世界はいつもファジイ。
ちゃんとした答えなんてない。
自分が良ければそれでいい。
花キャベツみたいに、
派手に着飾って中身は無くて。
集団で固まって右に倣え。
そんなオトナになっちゃった…