そんなはず・・・・ないよ。
ずぅっと、床ばかり見ていたアタシの視界には見覚えのあるズボン。古森だ・・・
「おい、コラ。間抜け面。」
「・・・ぁ、古森さん、どぉも。」
なんか、言葉ぱくられている事にムカつきながら、顔を上げた。
「あ、あのさぁ・・・・」
え、何これ。朝っぱらから振られちゃうの、アタシ。
「ごめ!今日は遊べねぇわ。マジごめ!」
「そんなの、最初から分かっ・・・えぇ?」
てっきり、振られるんだと思ってたアタシは間抜けな答え方。