そんなはず・・・・ないよ。


「あ、うん。」


(好きで告ったんじゃないしね。)



『俺もさ、お前の事分からんねんな。それに、お前が好きとかも分かんねぇ。だからさぁ』


「うん。」



『これから、俺たちな、い~っぱい遊んでぇ、い~っぱい話してな?』



「うん。」



『それから、俺たち二人で考えていこうぜ。な?』



「・・・っ・・・ぅん」


『俺、泣かせた?本当ごめん。でも嫌いとかじゃないから・・・』


「うん・・・っうん・・・ゥー・・」


『それと、ありがとな?』



なによ・・・ずるいよ。


こんなんじゃ、本当に好きになっちゃうよ・・・・



『じゃぁ、切るけど・・・・明日からヨロシク!』



「・・・っ・・上等じゃん・・・」



『おぉ、そーれーとー。目、家帰ったら休ませろよ。んじゃ。・・プッ・・ツー、ツー、ツー』






< 14 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop