彼女の日記〜きみを忘れない〜


働きだして、1ヵ月。


「ただいま〜。」


ゆいが働く事になった職場は、家から10分のところにある。


「おかえり〜。近いといいね。遅くなっても、すぐ家に着くから。」


「そうだねぇ。あ〜疲れたぁ。お父さん、ただいま〜。」


今でも、小さい時の約束は、ゆいの体に染み込んでしまっている。


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