彼女の日記〜きみを忘れない〜


寂しくない。若い時の俺じゃない。今は、1人がいい。


「寂しいやつ。」



なんて藤谷に言われて、孤独を感じるようになっていた。


そんな、クリスマスの日。


普通なら、恋人同士の幸せな時間のはずなのに。



「たった今、彼氏にふられちゃいました。大沢さん、私どうしよう・・・。」



幸恵から、こんなメールがくるのは初めてだった。彼氏がいたことも初めて知った。



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