彼女の日記〜きみを忘れない〜


「なのに、大沢さん、全く気付いてくれないし。なんだか、女に興味ないっていうか・・・まさか、こっち?」


幸恵は左の頬に、右手を海老のように曲げて、笑いながら俺の方を向いて言った。


「はぁ!?男なんか好きになるか!」



「あははははー!そうですよね〜。だったら、どうしようって思ってました。」



「おーい、勘弁してくれ。」


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