彼女の日記〜きみを忘れない〜
「あ〜。腹、減ったなぁ。」
もう少し行ったところに、コンビニがあるのを思い出した。
「なんか買ってくるか。」
赤信号から青信号に変わった後、前と同じ速度で車を走らせた。
コンビニの中には、人が5人程いる。
エッチな雑誌コーナーの前を通りかかると、自然と上がる右手を、左手で抑える。
後から来た中年男性は、堂々と雑誌を見ている。
そのオッサンの見ている雑誌を、通り過ぎるふりをして、後ろから、横目で見る俺。
結局、弁当と、お茶を買って帰った。