彼女の日記〜きみを忘れない〜


1度は復帰した仕事も、夏に倒れて休んだ事もあって、結局辞めた。特に、お母さんが辞めるように私を説得した。



今の状態では、簡単な仕事もさせてもらえない。というか出来ない。自分の体がどうなっているのか、考えたくもない。



もう1度、施設で働きたいと思いながら、昨日と同じように今日も家で過ごす。



初めは良かった。


朝早く起きなくていいし、嫌いな人の顔も見なくていいと思った。



仕事なんか辞めて、ずっと家にいたい・・・



それが叶ったのに、毎日が退屈で仕方がない。




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