彼女の日記〜きみを忘れない〜

今日も、長くなるなぁ。

早く1日終わってくんねーかなぁ。


『大沢さん、これ、良かったら、どうぞ。』

俺の心が通じたのか、チョコをくれたのは石原幸恵だった。



『あ、ありがとう。』


『お腹痛くなっても、責任はもちません。』


『はぁ?』


『お返し、期待してま〜す。』


そう言って、そのまま女性社員と一緒に食堂へと向かっていった。


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