彼女の日記〜きみを忘れない〜


私、生きてる・・・


バタバタと走る足音が、だんだん近くなる。

「先生!ゆいが!ゆいが目を・・・」


そっかぁ。私、急にお腹痛くなって。

「良かった・・本当に良かった!あんたまでいなくなったら、お母さん・・・」

母親の言葉が涙に変わり、後は何を言っているのかわからなかった。


安心して。お母さんを1人きりにはしないから。

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