彼女の日記〜きみを忘れない〜


「じゃあ、また来るよ。」


「うん。ありがとね。」


2人は私に手を振ると、エレベーターの方へと歩いていった。


入れ違いに、母親が入ってきた。


「遅くなったー。今、背の高い男の子2人組とすれ違った!誰の見舞いだろうねぇ。」


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