彼女の日記〜きみを忘れない〜
「おっちゃん、ごちそうさまぁ〜。」
代金を払い、店を出る。
街灯の光は消えそうで消えない。外は、真っ暗だ。
「あ〜、明日も頑張るぞー!」
隣にいたアツシが、両手をあげた。
「何だよ、急に。びっくりするだろ。」
「気合い入れてるんだよ。明日も、忙しいからなぁ。」
「・・・あっそ。」
「じゃあ、またなぁ〜。」
「ああ。うどん、ごちそうさま。」
アツシは、おう!と言って、車に乗って帰っていった。
今日の空は、星が綺麗だった。