先生VS私
「さ、真田……」
「どうかしましたか、伊達先生?」
…どうもこうもないっての!!
「お前の相手って、水野さん?」
すると、真田は顔を真っ赤にして言った。
「は、はい…ッッ!!…正直、まだ実感がないですけど」
「さくら…あんなに長い時間、踊っててまだ実感ないの??」
猿飛の言葉に、真田は無言で何回も首を縦に振っていた。
俺らが話していると、水野さんが帰ってきた。
「さくら、オレンジ取ってきた……って、伊達先生!?」
ほぅ…下の名前で呼び合ってるのかぁ〜…
「水野さん…娘を、頼みます…」
俺のボケに、水野さんは…
「お義父さんッッ……!!」
…全力で応えてくれた。
「ちょ…伊達先生、さくらは先生の娘じゃないでしょ!?」
「そんな水野先生も好きです〜!!」
俺達にツッコむなつめと、完全にズレてる真田……