先生VS私
「「キャァア――!!!」」
伊達の上目&子供っぽさに、クラスの大半(男女)が気絶した。
「さ、さくら…起きて〜!!」
「…水野先生ぇ〜…私は正統なクッキー派でしゅ…」
「どんな夢見てんだ、真田ァア!!」
さくらの寝言にツッコむ伊達…
「そうだったの?さくら…てっきり私はマドレーヌ派かと思って……」
「おい、なつめ!!真剣にボケるな!!」
「はっ…!!……つい、条件反射でボケちゃいました…」
「おかしいだろッッ!!」
まだシャバにかえっていない生徒を見て、伊達が言った。
「結局、何の話してたんだ?」
「なんか、クラスみんなで夏祭りに行くっていう話です」
「夏祭りだって!?」
「…何でそんなに嬉しそうなんですか…?」
なつめが呆れながら言うと、伊達は笑って言った。