LAST LOVE
あ、大翔って言うのは…。
幼なじみの一応お隣さん!
隣って言っても、
少し離れてるけど…。
━ピンポーン━
大翔だ!!!!
まだ髪すらといてない
そんな私の代わりに出る母の声、
「毎朝ごめんね!?」
私に対する口調と全然違う!
女って怖いね…。
私も女だけど…。
そんなことを思いながらも、
30秒で着替える、私。
「いってきま~す」
「今日検査の日だからね!!」
「分かってる~」
そう言って家の前の短い階段を
駆け降りる私を見て、