【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜





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園内のレストランで昼食を食べた後、

園内のゲームセンターに来た。




射的コーナーで可愛いクマの縫いぐるみが目に入り、「欲しいなぁ」なんて思いながら見ていると



「おじさん、1回やらせて。」



そう、綾斗が言った。




お金を払い、空気銃をにコルクを入れ、綾斗は私がさっき見ていたクマの縫いぐるみをで狙った。



パンッ!



という音と同時にクマの縫いぐるみが落ちた。




す、すごく



かっこいいっ!!!!!!!!!!!



真剣に的を狙って撃つ姿…

かっこよすぎる。




「お!兄ちゃん、中々やるね〜」



と、言いながらおじさんはクマの縫いぐるみを綾斗に渡した。



綾斗は「ほら」と私にクマの縫いぐるみを差し出した。



「いらねえの?」



感動しすぎて呆然としていた。



「い、いいいるっ!」



綾斗からクマの縫いぐるみを受け取り、
ぎゅっと抱きしめた。





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