【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜



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急に横から声が聞こえて振り向くと、


そこには、綾斗より少し年上に見える男性がいた。




「悠斗さん、お久しぶりです。」


「お−、綾斗大きくなったな!」




ちょっと、待てよ。

綾斗は昔の連れって言ったよね??


さん付けしてるし、てか明らかに年上だよね。


私てっきり同い年だと…




「えっとー、綾斗とはどういうご関係で…」



気になった私は思い切ってオーナーさんに聞いてみた。




「なーんだ、綾斗は俺の事話してないのか。」


「すいません。」



こんな風に綾斗がちっちゃくなってるのは見たことなくて、なんか新鮮でいい。





「いや、まあいい。とりあえずテーブルに案内しよう。それから説明するよ」


「ありがとうございます。」




オーナーさんに連れて来られたテーブルは、もちろん他の席と同じようにランプがあった。



あ、これシーグラスで出来てる。


と思っていると、オーナーさんが綾斗の関係について教えてくれた。





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