【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜
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あれから私は綾斗さんを待たずに、学校が終わると急いで学校から出ていた。
だが、今日は運悪く先生に呼び出されて帰りが遅くなってしまった。
昇降口を出て校門へと向かって歩く。
サッカー部が練習している方は見ないように校門へと向かう。
もう少しで校門という所で後ろから初めて名前で呼ばれたんだ。
「おいっ!彩花待ってくれっ」
振り返るとそこには走って私の元へと来る綾斗さんがいた。
「え?」
私が困惑していると、
綾斗さんは目の前まで来ていて、こう言ったんだ。
「なんでっ、会いに来ねぇんだよ?好きって、告白しに来ねぇんだよ。ずっと待ってたのにっ、お前は、なんで来ねぇんだよ!」
夢みたいだった。
綾斗さんが待っててくれてたなんて。
「だって、迷惑だって邪魔だって、…ふぇ…言うからあっ」
「嘘だよ。後輩の前で言うから恥ずかしくて…。だからって言いすぎた。傷つけてごめんな。好きだよ。」
そう言って抱きしめてくれた綾斗さん。
「私も綾斗さんのこと大好きぃー−−っ」
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