【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜
彼女の正体と真実
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バイトの仕事を淡々とこなす私。
営業スマイルは忘れずに。
私の働くカフェは夜はレストランに変わる。
只今の時刻は20時少しを過ぎた頃。
ピークの19時が終わりやっと休憩がまわってきた。
此処のカフェは大通りの裏にあり、あまり目立たないところにある。
そのためか客の入りは少ないため今はお客さんはいない。
「彩花ちゃん、くらいだよー。こんな店で働いてくれるのは」
と店長。
「何言ってるんですかあ。私はここのお店の雰囲気が好きなんですから」
「ありがと−!彩花ちゃんらぶよ、おじさん♪」
「あははっ」
なんて話していると、
カランカランッ
と店のドアが開く音が聞こえた。
「私行きますね!」
そう店長に言ってレジに向かった。
そこには綺麗な女性がいて、そしてどこか見覚えのある人だった。
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