【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜

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バイトが終わり家に帰って私は綾斗から貰った誕生日プレゼントを出した。



私は一度も開けていなかったのだ。


華麗さんに聞いたところ、

「何度もお願いされていろんな店一緒にまわったの。綾斗ったら余程あんたの事好きなのね。真剣に選んでたわ。」


とのことで、



ずっと開けられずにいたプレゼントを開けることにした。



そっと紙袋から出すと、細長い箱が出てきた。


リボンを解き箱を開けると、

ﾊｰﾄのネックレスが入っていた。



「…かわい」


紙袋に目線を移すと、メモ紙サイズの紙があった。


それを手に取ると、そこには綾斗のいびつな字でこう書かれていた。


”誕生日おめでとう。
彩花が生まれてきてよかった。
これからもずっと一緒にいような。
彩花、愛してる。”



「…ふぇ…あ綾斗ぉぉぉぉおっ」




好き…


大好きだよ、綾斗。





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