【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜
戻れるものなら…
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今日はクリスマスイブ。
私は華麗さんの勤めるクラブ(俗にいうオカマバー)に来ていた。
もう日が暮れてはいるが、まだ19時前。
開店前に来たのだ。
あの時、華麗さんとは連絡先を交換していて、綾斗と私がより戻すのに協力してくれないかと連絡しての今の状況。
私は華麗さんに言われた通りに事務所みたいなところで待機。
華麗さんの計画では、こうだ。
いつも通り此処に飲みに来た綾斗さんはお酒を飲む。
華麗さんたちは出来るだけたくさんのお酒を飲ませ綾斗が私の名前を呼び出したら、
そこに私が登場し、ハッピーエンドだそうだ。
私、すっごい不安なんですが…
そんなにうまく行くものなんでしょうか?
華麗さんにその計画を聞かされた時、「そんなんで大丈夫なんですか?」と聞いたが、
「この華麗様に任せなさい!」
と言われたものの、不安で仕方ないですよ。
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