【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜

雪と同じように…








寄りを戻した、私たち。



あれから綾斗はこまめに連絡をくれるようになった。



そして暇さえあればデートしたり、

華麗さんのお店へと一緒に行っている。



昨日、綾斗のマンションに泊まりに来て、今横で眠る綾斗の寝顔を見つめる。



ほんと綺麗な顔。




「綾斗、愛してる…」


「もっかい言ってみ?」



「え?起きてたのっ?」



急に目を開け話し出す綾斗。


愛してるって言ったの聞かれてしまった。




「あんなに見つめられちゃあね」



うっ…;



「いいから、もっかい言って?」






綾斗………、




「愛してるっ」




「うん、俺も」







大好きな人が傍にいる。



それは当たり前なんかじゃなくって、


すごい素敵なこと。



それを教えてくれたのは綾斗でした。





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