【短】雪 と 同 じ よ う に 〜 降り積もる想い 〜








「今度、久しぶりに休みが取れたんだ。もし彩花がバイト入ってなかったら出かけようと思って。」



嘘っ!綾斗とデート出来るの!?



「ううん、バイト入ってても休んで行くよっ」



久しぶりに綾斗からのデートのお誘いに浮かれてしまった。

それは綾斗にも伝わったようで、



「相変わらず、単純だなお前は。」



なんて笑われた。




「えへへ//だって楽しみだもん♪」



いつの間にか私には笑顔が取り戻されていた。



「ねえ!いつ休み取れたのっ?」







「あぁ。11月7日だ。」




二週間後…


そして、その日は私の19回目の誕生日だった。






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