青龍―せいりゅう―

私が駿に話しかけると、目線を上げて私が来た事にきずいた


「…おぅ。やっと来たか。」
「ごめん。お母さんを説得してて…。」

「そっか…。大丈夫だったか?」
「うん。なんとかごまかせた。」


すると、駿は急に目線が下がり黙り込んでしまった



「…駿?」
「…俺達ってさ、世間では認められねー存在なんだ。暴走族と関わってるなんて知られたらヤバいよな…。」

駿はどこか寂しそうな顔で呟いた


< 105 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop