青龍―せいりゅう―



ん~
今日は疲れたなぁ…


早く部屋に行ってゆっくりしよっと












「ごちそうさまでした!」


私とお母さんは晩ご飯を済ませた




…結局、お父さんは帰って来なかった



「きっとお父さんも忙しいんだわ。遅くなるだろうから、陽菜はもう先に寝ちゃいなさい。」



お母さんは私がお父さんの事を気にしているのを感じて言った



「うん…、そうする。おやすみ。」



私が素っ気なく言うと


お母さんは優しく微笑みながら


「おやすみなさい。」


と言った
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