青龍―せいりゅう―
第二章 運命の出会い
出会いは突然
翌日
今日は駿とは一緒に登校はせず、一人で学校へ来た
ん~
昨日はぐっすり寝れた…
私が背伸びをしていると後ろから聞き慣れている声が聞こえた
「陽菜~!おはよー!」
里衣沙だ
「おはよー!」
私もすかさず挨拶をする
「今日は一人?」
里衣沙は駿と一緒じゃないの?と続けて言う
「うん。最近は忙しいんじゃない…?」
私がそう言うと里衣沙は
「よくわかんないけど、忙しいなら仕方ないねー。駿がいなくて寂しい?」
私を冷やかすように言い返す
私は何故か顔が赤くなって
「そ、そんなんじゃないから!駿はお兄ちゃんみたいな感じだし…。」
言い訳?を必死に言う
すると里衣沙は笑いながら
「ふ~ん。お兄ちゃんみたいな感じねぇ…。」
私をちゃかした