青龍―せいりゅう―


それどころか、更に力が加わり私を無理やり引っ張る


「それは無理だな…。」

「こんな時間にうろうろしている君が悪いんだよ。」



嫌っ!!
離してっ!!


私は腕を払おうとじたばたする



すると





バチンッ



そんな痛々しい音が公園に鳴り響いた


一瞬何が起こったのかわからなかった



少しして、頬に痛みが走り
私はぶたれたのだと理解した



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