青龍―せいりゅう―

私は聞こうとしたが、先に言われてしまった


「それにしても…、君はこんな時間にこんな所で何してたの?」



それは…

言いたくないけど、なんかこの人達のオーラが怖くて、言わなきゃいけないような雰囲気だった



「実は…」

私はとりあえず今までの事を全て話した


「…そうしたら、こんな事になっちゃったんです…。」



すると、ふむふむと聞いていた関西弁を喋る人が

「そうだったんか…。でも危なすぎやろ!」


と、言って私を見る



するともう一人の人がまぁまぁと言いながら関西弁を喋る人と言い合っていた



「でも、やっぱり危ないからさ、気をつけた方がいいよ。」


< 35 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop