青龍―せいりゅう―
やっぱり駿なの?
「この子を見つけたの、駿やん。こんな所で何しとったん!?」
しかも、駿はこの人達と知り合いなの?
すると、駿はかすかな声で喋った
「…陽菜。」
その言葉を聞いた人達は、驚いたように私を見て
「駿、この子と知り合いなの?」
と言った
すると、駿は小さい声で
「あぁ…。」
返事をした
「まじかいな…。」
「まぁ、とりあえず行こう。ここにずっといると危ないからさ。」