青龍―せいりゅう―
入り口に入るとかなり騒がしい雰囲気だった
ところが、私達が入って来た事に気付くとすぐさま静かになった
そして真ん中に道を空け、中にいるみんながその道に向かって礼をした
凄い…
思わずそう声が出そうになったが、雰囲気に圧倒され口を抑えた
そんな中、翔さん達はその道を歩き出す
私もそれについて行くが、私が通り過ぎるたびに
みんなが驚いた顔をして私を見る
私…入って来て良かったのかな…
そんな事を思っていると