甘い魔法

第１章 クラス替え

★中３の夏

　私は、今年の春にはれて、S高の３年生になれた。
　もぉ、すぐ受験といったら早いような気もする。。。私が行きたいと思っている大学は特にない。私は、それなりに、勉強も出来てないからまだ、決める必要は無いと思っているから決めていないだけ。

　私は、この高校に行きたいと思った事は、イケメンが多いと有名なこの学校でイケメンの彼氏を作りたいと思ったからなのだ!!
　でも、この考えが予期せぬ方向にいくとは、誰も思っていなかった。



【あやside】


　私は、よくいるごく普通の女子高生★
　最近、彼氏と別れたばっかりで、、、夏休みに入ってるというのに、まったく何の予定も入っていなくて…。親には、「勉強」だとかうるさい。女子高生は女子高生なりのやりかたが、あるつーの!!!

――リンリン　リンリン

　私の携帯の着信音がなった。私は、すかさず取りに行った。

「もしもし」

「もしもーし」

　いつも、やけにテンションが高い友達の高田月だった。

「何か用…??」

　私は、いつものようにイヤな予感がした。

「何か用??って、失礼しちゃう!!今日は、コンパに誘ぉと思って!!」

「コンパ??」

「うん。今日、やるんだけど行く??」

「考えとく…」

「え！?行くの??OK!!参加決定!!」

　絶対、こいつわざっとだ…

「んじゃッ!!また、後で☆」



　私は、この誘いに乗らなければ、こんなに悲しくて切ない恋を送らなくてもよかった。
そう、私は後から後悔をしたのだった。