Kiss★恐怖症
「とりあえず。さっさと帰ろ?」


私は、作り笑顔で笑い。


改札口へと足を進めた。


足どりは、無意識に速くなっていく。


……なんか。


なんか虚しい。


なんでだろう。


心が虚しいのはなんでなのかな?


わからない―…。











私たちは、そのまま自分の家へと帰った。


虚しい心。


その原因に気づくのは。


まだまだ先のお話―…。






< 148 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop