Kiss★恐怖症
直「星蘭さ、まだ時間大丈夫だよな?」
「あ、うん!特に用事とかないし―…」
直「よし」
とにこっと笑うと同時に私の手をとって立ち上げた。
「え?何な「じゃあ、兄貴と春樹。星蘭はもらってくから」
…え!?
と思っている間に、私は直樹に手を繋がれて走っていた。
「ちょっ…」
私が後ろを振り向くと。
樹「あ!こらーっ!直ちゃ――ん!!」
春「星蘭さーん!また今度ねー!その時は2人で!」
そんな2人の声と姿が次第に小さくなっていく。
あの二人―…。
――やっぱりなんがか弟みたいだ。
なんだか笑いがこぼれてしまう。
「ふふっ」
「…なんだよいきなり…」
私を引っ張りながら、不思議な顔をする直樹。
私は首を横に振り。
「ううん、何でもない」
なんていいながらも。
また笑いそうになる私。
さっきの気持ちは消えて。
今は直樹の温かい手が。
私の不安な心を溶かしてく。
やっぱり。
直樹といると安心できる。
人を好きになるって。
恋をするって。
―――本当にいいことだ。
「あ、うん!特に用事とかないし―…」
直「よし」
とにこっと笑うと同時に私の手をとって立ち上げた。
「え?何な「じゃあ、兄貴と春樹。星蘭はもらってくから」
…え!?
と思っている間に、私は直樹に手を繋がれて走っていた。
「ちょっ…」
私が後ろを振り向くと。
樹「あ!こらーっ!直ちゃ――ん!!」
春「星蘭さーん!また今度ねー!その時は2人で!」
そんな2人の声と姿が次第に小さくなっていく。
あの二人―…。
――やっぱりなんがか弟みたいだ。
なんだか笑いがこぼれてしまう。
「ふふっ」
「…なんだよいきなり…」
私を引っ張りながら、不思議な顔をする直樹。
私は首を横に振り。
「ううん、何でもない」
なんていいながらも。
また笑いそうになる私。
さっきの気持ちは消えて。
今は直樹の温かい手が。
私の不安な心を溶かしてく。
やっぱり。
直樹といると安心できる。
人を好きになるって。
恋をするって。
―――本当にいいことだ。