Kiss★恐怖症
「単刀直入にいうけど―…」
私は机を降り、神谷くんの目の前までゆっくり歩く。
しっかり顔をあげて神谷くんの瞳を見た。
「…頑張れ!うん!」
「……は?」
私はうんうん、と何度も頷くのみ。
「いきなり頑張れって何だよ!?」
「だーかーら!星蘭と色々頑張りなさいってことよ!」
「―…っつか、なんで野々宮に励まされなきゃなんねーんだよ」
顔をしかめる。
「え?だって、星蘭と神谷くんの間にいるのって私でしょ?」
「…」
「とりあえず、色々頑張りなーさーいっ!」
神谷くんの肩にぽんと手を起き、納得させるがのごとく、また頭を上下に振る私。
「色々って―…」
「具体的にいったほうがいい―?」
とからかいにかかかる。
「いや―…わかってる。わかってるから言うな、色んな意味で恥ずかしい」
私が言いたいこと。
率直にまとめると、"男なんだから、さっさと星蘭に告白しなさい"
ちゃんと神谷くんもわかってるみたい。
このままあやふやな関係で夏休みを迎えるなんて―…。
もったいない。
せっかく好き同士なのに。
なんで、お互い告白しないんだろうか。
もしかして、何か理由がある?
私は机を降り、神谷くんの目の前までゆっくり歩く。
しっかり顔をあげて神谷くんの瞳を見た。
「…頑張れ!うん!」
「……は?」
私はうんうん、と何度も頷くのみ。
「いきなり頑張れって何だよ!?」
「だーかーら!星蘭と色々頑張りなさいってことよ!」
「―…っつか、なんで野々宮に励まされなきゃなんねーんだよ」
顔をしかめる。
「え?だって、星蘭と神谷くんの間にいるのって私でしょ?」
「…」
「とりあえず、色々頑張りなーさーいっ!」
神谷くんの肩にぽんと手を起き、納得させるがのごとく、また頭を上下に振る私。
「色々って―…」
「具体的にいったほうがいい―?」
とからかいにかかかる。
「いや―…わかってる。わかってるから言うな、色んな意味で恥ずかしい」
私が言いたいこと。
率直にまとめると、"男なんだから、さっさと星蘭に告白しなさい"
ちゃんと神谷くんもわかってるみたい。
このままあやふやな関係で夏休みを迎えるなんて―…。
もったいない。
せっかく好き同士なのに。
なんで、お互い告白しないんだろうか。
もしかして、何か理由がある?