Kiss★恐怖症
「神谷くんは、本当に星蘭のこと好きなんだよね?」
「な…っ!いきなり何言いだすんだよ!」
「確認、確認っ」
神谷くんは顔を赤く染めて、私から視線を逸らす。
「…あ、ああ!そうに決まってるだろ!」
あー何言ってんだ俺、と頭をかく。
ならよかったよ。
なんだか安心した。
あとは―…。
「なんではやく告白しないの?」
「なんでって―…」
「告白しちゃえば、フリなんかせず堂々と2人でいれるのに―」
本当にお似合いなのにな―っ、なんて独り言のように大きめの声で呟いた。
そして、その反応を横目で確認。
神谷くんは、少し切ない顔をしていた。
なぜか、その顔に目を離すことができない私。
黙ってしまった神谷くんに、私が口を開く。
「…何か理由でもある…の?」
告白できない理由。
神谷くんは星蘭が好き。
星蘭は神谷くんが好き。
こんなだけ思い合っている両想いなんて、なかなかない。
告白できない理由なんて―…。
「な…っ!いきなり何言いだすんだよ!」
「確認、確認っ」
神谷くんは顔を赤く染めて、私から視線を逸らす。
「…あ、ああ!そうに決まってるだろ!」
あー何言ってんだ俺、と頭をかく。
ならよかったよ。
なんだか安心した。
あとは―…。
「なんではやく告白しないの?」
「なんでって―…」
「告白しちゃえば、フリなんかせず堂々と2人でいれるのに―」
本当にお似合いなのにな―っ、なんて独り言のように大きめの声で呟いた。
そして、その反応を横目で確認。
神谷くんは、少し切ない顔をしていた。
なぜか、その顔に目を離すことができない私。
黙ってしまった神谷くんに、私が口を開く。
「…何か理由でもある…の?」
告白できない理由。
神谷くんは星蘭が好き。
星蘭は神谷くんが好き。
こんなだけ思い合っている両想いなんて、なかなかない。
告白できない理由なんて―…。