Kiss★恐怖症
「君、名前なんていうの?」
そういいながら、その人は直樹の部屋に足を踏み入れた。
私は、その人と同じ距離だけ後ずさる。
「えっと…白羽星蘭です…」
おそらく、この家の人。
というより、直樹の兄弟かなんか…。
「星蘭…"ちゃん"か。珍しい名前だね」
「い、いえ、まあ―…」
また私は苦笑い。
下手に何も言えない。
年上っぽいし、余計に変に。
それに。
この人、すっごい迫ってくる。
「星蘭"ちゃん"って、あいつの彼女?」
な…っ。
いきなり聞いてくるか、それ!!
「まあ、一応」
フリだけど。
「…一応?」
「え、いや!直樹のれっきとした彼女です!!」
「…ふーん」
そういいながら、また口角を上げた。
な、何企んでんだ!
少しそういう表情は、直樹に似てる。
…絶対怪しい。
そういいながら、その人は直樹の部屋に足を踏み入れた。
私は、その人と同じ距離だけ後ずさる。
「えっと…白羽星蘭です…」
おそらく、この家の人。
というより、直樹の兄弟かなんか…。
「星蘭…"ちゃん"か。珍しい名前だね」
「い、いえ、まあ―…」
また私は苦笑い。
下手に何も言えない。
年上っぽいし、余計に変に。
それに。
この人、すっごい迫ってくる。
「星蘭"ちゃん"って、あいつの彼女?」
な…っ。
いきなり聞いてくるか、それ!!
「まあ、一応」
フリだけど。
「…一応?」
「え、いや!直樹のれっきとした彼女です!!」
「…ふーん」
そういいながら、また口角を上げた。
な、何企んでんだ!
少しそういう表情は、直樹に似てる。
…絶対怪しい。