幸せの価値
琢磨のパンチは
本当に隙がない。


相撃ちしなければ
自分が危なかった


俺らはパンチを
打ち合った

やっぱり琢磨が一番強いな

すると
琢磨の動きが止まった。


『お前は俺裏切らんよな?』


『当たり前やんけ』
俺は叫んだ

琢磨の顔が元に戻った。

『マジでお前つぇなぁ
ヤバかったわ』
琢磨が笑った。


『よう言うわ(笑)
全然余裕なくせに』
俺も笑った。


その日はずっと笑ってたな
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