幸せの価値
いつものように
ゲームを見ながら
話していた

『新作でてんじゃん♪』
俺達が当時ハマっていた
.hackと言うゲーム
パソコンの
オンラインゲームで
ウイルスや悪サーバーと
戦うゲーム
ちなみに
今の作家名は
そのゲームの主人公。



『ジャンケンぽん!』

(勝った!)
と心の中で
ガッツポーズした


負けた方が
ゲームを買って
クリアしたら
勝った方に貸す


先にしたい気持ち
あるんだけど
金欠の俺には嬉しかった


『仕方ねぇなぁ』
と琢磨がレジに
会計をしにいった。


俺は他のゲームを
見ていたら
そこには


1人の男が
俺を睨んでいた


『なんすか?』
と睨め返すと
何も言わずに
去って言った


琢磨が帰ってきて
『森本じゃん(笑)』


話によると
森本と言うのは
ヤンキーらの
パシり同然の
弱々ヤンキーらしい
俺はその時全く
興味がなかった



後に物凄く嫌いになる
相手の事を…
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