【中編】夢幻華
「俺達以外にも客がいるって?急にグループがキャンセルになって全室空いたから遊びに来いって言いやがったくせに。客がいるなら帰っても良いんだぜ?」
…妙にひねくれたその声が自分のとても良く知っている人物と似ていることも引っ掛かった。
この声、この嫌みったらしい話し方。そして彼女のあの声から醸し出される雰囲気。
俺の第六感が働いて何かを訴えてくるが…
でも…まさかなぁ?
こんな所にいるはずねぇよな?
嫌な予感を拭うように声のする方向を見て、その姿にガックリうな垂れた。
マジかよー?
俺の視線の先で大きく瞳を見開いて驚いている女性と、その隣りで相変わらずの仏頂面をしている愛想のない奴。
「え…っ?暁先輩?」
「はぁ?暁?なんでこんな所にいるんだよ」
それは俺が言いたいセリフだ…。
何で龍也と聖良ちゃんがここにいるんだよ?
《※龍也と聖良が誰かわからない方は、『Love Step』を読んでね♪》
…妙にひねくれたその声が自分のとても良く知っている人物と似ていることも引っ掛かった。
この声、この嫌みったらしい話し方。そして彼女のあの声から醸し出される雰囲気。
俺の第六感が働いて何かを訴えてくるが…
でも…まさかなぁ?
こんな所にいるはずねぇよな?
嫌な予感を拭うように声のする方向を見て、その姿にガックリうな垂れた。
マジかよー?
俺の視線の先で大きく瞳を見開いて驚いている女性と、その隣りで相変わらずの仏頂面をしている愛想のない奴。
「え…っ?暁先輩?」
「はぁ?暁?なんでこんな所にいるんだよ」
それは俺が言いたいセリフだ…。
何で龍也と聖良ちゃんがここにいるんだよ?
《※龍也と聖良が誰かわからない方は、『Love Step』を読んでね♪》