【中編】夢幻華
「おまえが自分の迷いを吹っ切って、杏ちゃんと向き合わないとあの娘もいつまでも苦しむんだ。もう、ふたりとも苦しむなよ。あの娘も充分大人になったよ」
「響……。」
「今日抱きしめた時にわかったんだけど、杏ちゃん結構胸があるんだよな。すげ~ビックリした。」
響がにやっと笑って身を翻しドアへと向かって歩き出す。
「……!!なっ…響?てめぇ、ヤッパリ殺す!」
「アハハ……タダで殴られてやる趣味はねぇよ。こんくらいの役得がなきゃやってらんねえだろ?まあ、これでおあいこって事にしてやるよ」
「何がおあいこだ。オイ待てよ。もう一発殴ってやる」
響は俺の脇をすり抜け『じゃあな』と言うと店のドアを開けて逃げるように出て行った。
「うまくいったら絶対に奢れよ」
そう言い残して…。
++告白と嫉妬Fin++
共に歩く未来へ…
「響……。」
「今日抱きしめた時にわかったんだけど、杏ちゃん結構胸があるんだよな。すげ~ビックリした。」
響がにやっと笑って身を翻しドアへと向かって歩き出す。
「……!!なっ…響?てめぇ、ヤッパリ殺す!」
「アハハ……タダで殴られてやる趣味はねぇよ。こんくらいの役得がなきゃやってらんねえだろ?まあ、これでおあいこって事にしてやるよ」
「何がおあいこだ。オイ待てよ。もう一発殴ってやる」
響は俺の脇をすり抜け『じゃあな』と言うと店のドアを開けて逃げるように出て行った。
「うまくいったら絶対に奢れよ」
そう言い残して…。
++告白と嫉妬Fin++
共に歩く未来へ…