あたしの絶対的恋愛事情
あ・・・。
そうだった、眼鏡ないと何も見えないんだった・・・。
あたしって、ほんと馬鹿・・・。
「はぁ・・・」
「麻妃ぃ~。またため息ついてるね~、翔太君とまたケンカ~?」
こののんびりした喋り方が特徴のあたしの唯一の親友、南沢茜(みなみざわ あかね)。
天然で、おっとりしてる茜は、いつもあたしの相談に乗ってくれる。
「うん・・・。あいつは手強いよ・・・。簡単には負けてくれないもん。」
キーンコーンカーンコーン、、、
「授業はじめっぞー!」
チャイムと同時に、数学担当の山チャンが入ってきた。
ヤバ!眼鏡返してもらってない!!
「ちょっと!眼鏡返してよ!あたし眼鏡ないと何にも見えないんだけど!!」
と、極力小声で隣の蒼井翔太に話しかけた。
「ちゅーしてくれたら、返してもいいけど?」
「な、ななな何言ってんの!?/////」
あたしはガタッといすを倒して勢いよく立ちあがった・・・・って・・・
今が授業中だった事をすっかり忘れてた・・・・。
「おい!帝!!今は俺様の授業だぞ!やる気ないなら出てけ!!」
うぐっ・・・俺様山チャンに怒られたぁ・・・・・。最悪だぁ~~~!
涙目で思いっきり蒼井翔太をにらむと、何事もなかったかのようにそっぽを向いている。
絶対笑ってる・・・・。
きぃ~~~~~っ!ムカつく!!!もういい!シカトしてやる!!
ふんっと蒼井翔太をにらんだ後、黒板に目を移す。
・・・・ダメだ、全然見えない・・・。
どうしよ・・・。
前の席の男子、そしてあたしの幼なじみでもある宮橋瞬(みやはし しゅん)に
ノートを写させてもらうべく、瞬の背中をつついた。
ツンツン
「ごめん!瞬、ノート写させてもらっていい?」
瞬は、一瞬目を見開いたが
「あー、いいよ。つかお前、眼鏡は?びびったし」
やっぱりね・・・。よし、瞬に愚痴ろう。
「眼鏡は、蒼井翔太に取られたの!!返してくれなくてさ・・・それに、返してほしかったら・・・キ・・」
「キ?キがなんだよ」
事情を知るはずもない瞬が不思議そうに言った。
そうだった、眼鏡ないと何も見えないんだった・・・。
あたしって、ほんと馬鹿・・・。
「はぁ・・・」
「麻妃ぃ~。またため息ついてるね~、翔太君とまたケンカ~?」
こののんびりした喋り方が特徴のあたしの唯一の親友、南沢茜(みなみざわ あかね)。
天然で、おっとりしてる茜は、いつもあたしの相談に乗ってくれる。
「うん・・・。あいつは手強いよ・・・。簡単には負けてくれないもん。」
キーンコーンカーンコーン、、、
「授業はじめっぞー!」
チャイムと同時に、数学担当の山チャンが入ってきた。
ヤバ!眼鏡返してもらってない!!
「ちょっと!眼鏡返してよ!あたし眼鏡ないと何にも見えないんだけど!!」
と、極力小声で隣の蒼井翔太に話しかけた。
「ちゅーしてくれたら、返してもいいけど?」
「な、ななな何言ってんの!?/////」
あたしはガタッといすを倒して勢いよく立ちあがった・・・・って・・・
今が授業中だった事をすっかり忘れてた・・・・。
「おい!帝!!今は俺様の授業だぞ!やる気ないなら出てけ!!」
うぐっ・・・俺様山チャンに怒られたぁ・・・・・。最悪だぁ~~~!
涙目で思いっきり蒼井翔太をにらむと、何事もなかったかのようにそっぽを向いている。
絶対笑ってる・・・・。
きぃ~~~~~っ!ムカつく!!!もういい!シカトしてやる!!
ふんっと蒼井翔太をにらんだ後、黒板に目を移す。
・・・・ダメだ、全然見えない・・・。
どうしよ・・・。
前の席の男子、そしてあたしの幼なじみでもある宮橋瞬(みやはし しゅん)に
ノートを写させてもらうべく、瞬の背中をつついた。
ツンツン
「ごめん!瞬、ノート写させてもらっていい?」
瞬は、一瞬目を見開いたが
「あー、いいよ。つかお前、眼鏡は?びびったし」
やっぱりね・・・。よし、瞬に愚痴ろう。
「眼鏡は、蒼井翔太に取られたの!!返してくれなくてさ・・・それに、返してほしかったら・・・キ・・」
「キ?キがなんだよ」
事情を知るはずもない瞬が不思議そうに言った。