貴方と僕


キィ――キィ――


微かなブランコの揺れに気づき目を向けると


まだ5歳にも満たない男の子がその瞳からは大粒の涙を零しながら座っていた。





「ヒック…グスッ……」


「こんばんは…どうしたの?」


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