七不思議な彼女
「わかった、わかったから!とりあえずタバコとってくれ」
「おぉ!ようやくその気に!」
タバコをくわえ火を付ける。風呂上がりの1服はホント至高!
「まぁ~辞めた理由は目標を忘れたから。目標があって柔道も剣道もやってたけど、だんだんと忘れちまった。そして高校入って弓道やってたらバカらしくなってさ。目標も無しに何かに取り組むのって難しいんだ。ただそれだけ」
確かに昔は確固たる目標があった。あったはずなんだけど…。
まぁ~思い出せない時点で大した目標でもなかったんだろう。
「じゃ~今から作ればいいんですよ!」
はぁ?
「京介さん風に言うと…私が料理が出来るのは何か目標があったはずなんです!死んで目標が無くなっちゃいましたけど…でも新しい目標ができたんです!京介さんが美味しいって言って、嬉しそうに食べる顔を見ることです!」
「……」
正直、言葉が出なかった。
アリスの言っていることが正し過ぎて。
アリスの言っていることが嬉し過ぎて。
アリスの言っていることが悲し過ぎて。
「おぉ!ようやくその気に!」
タバコをくわえ火を付ける。風呂上がりの1服はホント至高!
「まぁ~辞めた理由は目標を忘れたから。目標があって柔道も剣道もやってたけど、だんだんと忘れちまった。そして高校入って弓道やってたらバカらしくなってさ。目標も無しに何かに取り組むのって難しいんだ。ただそれだけ」
確かに昔は確固たる目標があった。あったはずなんだけど…。
まぁ~思い出せない時点で大した目標でもなかったんだろう。
「じゃ~今から作ればいいんですよ!」
はぁ?
「京介さん風に言うと…私が料理が出来るのは何か目標があったはずなんです!死んで目標が無くなっちゃいましたけど…でも新しい目標ができたんです!京介さんが美味しいって言って、嬉しそうに食べる顔を見ることです!」
「……」
正直、言葉が出なかった。
アリスの言っていることが正し過ぎて。
アリスの言っていることが嬉し過ぎて。
アリスの言っていることが悲し過ぎて。