七不思議な彼女
京介Side
「アリス飯~」
「もうちょっとですから待ってください!」
午前8時…アリスがあまりにも『学生は早寝早起きですよ!』ってうるさいもんだから起きたが、正直、眠いだが…。
だいたい夏休みにこんな早起きするやついんのか?…いや、部活やってるやつは別だけど。
「できましたよぉ~」
最近はしっかりした飯食ってんなぁ~。何度も言うがアリスはよくわからんが、料理が美味いから助かる!
「いただきます。…あいかわらず今日も美味いなぁ~」
「そうでしょ、そうでしょ!なにせ作っているのは私!あの女とは違いますから!」
「そ~いやお前、彩夜のこと敵視し過ぎじゃねぇ?」
「そうですか?別に気にしてませんが?」
「いや、絶対敵視してるだろ?まぁ~昨日みたいなことをしなきゃなんでもいいけど」
「大丈夫です!反省しましたから!」
かなり怪しいが…まぁ~彩夜にできるだけ近づかない様に言っとくか。