七不思議な彼女

「やっぱ暑い…」

「そうですか?」

「お前なぁ~…」



ホント、呆れて言葉も出ねぇ~よ…。

ゲ〇まで歩いて20分。家を出てまだ5分も経ってないけどもう帰りたい…。



「で、なんか借りたいものでもあんのか?」

「やっぱり夏と言ったらホラーでしょ!?」



いやいやいや!ちょ、おまWW



「お前、自分がなんなのか言ってみ」

「えぇ?純情儚げな美少女ですよ?」

「いやいや!分類的に!!」

「純情儚げな美少女ってことは否定しないんですね?」

「……」



美少女は否定しないよ?だけど純情儚げって…。



「そんなことはどうでもいい!」

「お母さん、あのお兄さん誰と話してるの?」

「見ちゃいけません!」



あぁ~見られちゃったよ…てか、今時そのネタって昭和か…。
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