七不思議な彼女

「はぁ!?」



なんか変な夢のせいで目が覚めて…って!?



「京介さん!?私より先に起きてるなんて!?」

「うん?いや、俺もさっき起きたばっかり」



ビックリした!だって起きたら京介さんがタバコ吸ってるんですよ?



「今何時です?」

「もうちょいで昼」

「もうそんな時間に!?急いでご飯作りますね!」

「悪いけど頼むは」



あぁ~あ…なんだか時間をムダにした感じが…。



「京介さん!京介さん!一大事ですよ!?」

「どうした?そんな慌てて」

「冷蔵庫が空です!」

「マジでか!?」



私としたことがこんな初歩的ミスをおかすなんて…!



「どうします?食材買いにいきますか?」

「いや、お前も面倒だろうし出前取るは。俺しか食わないのに悪いだろ?」

「いえいえ!ぜんぜん大丈夫ですよ!」



どちらかというと、京介さんに食べてもらうのが楽しみだったりして♪



「じゃ~後で買い物して、晩飯の時に頼むは」

「了解です!」
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